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<告示>

D023 微生物核酸同定・定量検査

1 クラミジア・トラコマチス核酸検出

188点

2 淋菌核酸検出

198点

3 A群β溶血連鎖球菌核酸検出

204点

4 HBV核酸定量

256点

5 淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出

262点

6 マイコプラズマ核酸検出

インフルエンザ核酸検出

291点

7 レジオネラ核酸検出

292点

8 EBウイルス核酸定量

310点

9 HCV核酸検出

330点

10 HPV核酸検出

347点

注 HPV核酸検出については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、細胞診によりベセスダ分類がASC-USと判定された患者又は過去に区分番号「K867」に掲げる子宮頸部(腟部)切除術、区分番号「K867-3」に掲げる子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。)若しくは区分番号「K867-4」に掲げる子宮頸部異形成上皮又は上皮内癌レーザー照射治療を行った患者に対して行った場合に限り算定する。

11 HPV核酸検出
(簡易ジェノタイプ判定)

347点

注 HPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、細胞診によりベセスダ分類がASC-USと判定された患者又は過去に区分番号「K867」に掲げる子宮頸部(腟部)切除術、区分番号「K867-3」に掲げる子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。)若しくは区分番号「K867-4」に掲げる子宮頸部異形成上皮又は上皮内癌レーザー照射治療を行った患者に対して行った場合に限り算定する。

12 腟トリコモナス及びマイコプラズマ・ジェニタリウム核酸同時検出

350点

13 百日咳菌核酸検出

肺炎クラミジア核酸検出

百日咳菌・パラ百日咳菌核酸同時検出

ヘリコバクター・ピロリ核酸及びクラリスロマイシン耐性遺伝子検出

360点

14 抗酸菌核酸同定

結核菌群核酸検出

410点

15 HCV核酸定量

412点

16 マイコバクテリウム・アビウム及びイントラセルラー(MAC)核酸検出

421点

17 HBV核酸プレコア変異及びコアプロモーター変異検出

ブドウ球菌メチシリン耐性遺伝子検出

SARSコロナウイルス核酸検出

HTLV-1核酸検出

単純疱疹ウイルス・水痘帯状疱疹ウイルス核酸定量

サイトメガロウイルス核酸定量

450点

18 HIV-1核酸定量

520点

注 検体の超遠心による濃縮前処理を加えて行った場合は、濃縮前処理加算として、130点を所定点数に加算する。

19 SARS-CoV-2核酸検出

SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出

SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出

SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出

700点

20 サイトメガロウイルス核酸検出

801点

21 結核菌群リファンピシン耐性遺伝子検出

結核菌群ピラジナミド耐性遺伝子検出

結核菌群イソニアジド耐性遺伝子検出

850点

22 ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含まないもの)

結核菌群リファンピシン耐性遺伝子及びイソニアジド耐性遺伝子同時検出

963点

注 ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含まないもの)については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、別に厚生労働大臣が定める患者に対して実施した場合に限り算定する。

23 ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)

1,350点

24 細菌核酸・薬剤耐性遺伝子同時検出

ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(髄液)

1,700点

注1 細菌核酸・薬剤耐性遺伝子同時検出については、別に厚生労働大臣が定める施設基準を満たす保険医療機関において実施した場合に算定する。

注2 ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(髄液)については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において実施した場合に限り算定する。

25 HPVジェノタイプ判定

2,000点

26 HIVジェノタイプ薬剤耐性

6,000点

注 「」(マイコプラズマ核酸検出に限る。)、「」、「13」(百日咳菌核酸検出及び百日咳菌・パラ百日咳菌核酸同時検出に限る。)又は「14」(結核菌群核酸検出に限る。)に掲げる検査の結果について、検査実施日のうちに説明した上で文書により情報を提供した場合は、迅速微生物核酸同定・定量検査加算として、100点を所定点数に加算する。



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<通知>

D023 微生物核酸同定・定量検査

(1)クラミジア・トラコマチス核酸検出

ア】「」のクラミジア・トラコマチス核酸検出と「D012」感染症免疫学的検査の「29」クラミジア・トラコマチス抗原定性を併用した場合は、主なもののみ算定する。

イ】クラミジア・トラコマチス核酸検出は、PCR法、LCR法、ハイブリッドキャプチャー法若しくはTMA法による同時増幅法並びにHPA法及びDKA法若しくは核酸ハイブリダイゼーション法による同時検出法、SDA法又はTRC法により、泌尿器、生殖器又は咽頭からの検体により実施した場合に限り算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(2)淋菌核酸検出

ア】「」の淋菌核酸検出、「D012」感染症免疫学的検査の「39」淋菌抗原定性又は「D018」細菌培養同定検査(淋菌感染を疑って実施するもの)を併せて実施した場合は、主なもののみ算定する。

イ】淋菌核酸検出は、DNAプローブ法、LCR法による増幅とEIA法による検出を組み合わせた方法、PCR法による増幅と核酸ハイブリダイゼーション法による検出を組み合わせた方法、SDA法、TMA法による同時増幅法並びにHPA法及びDKA法による同時検出法又はTRC法による。
 淋菌核酸検出は、泌尿器、生殖器又は咽頭からの検体(尿検体を含む。)によるものである。
 なお、SDA法、PCR法による増幅と核酸ハイブリダイゼーション法による検出を組み合わせた方法、TMA法による同時増幅法並びにHPA法及びDKA法による同時検出法又はTRC法においては咽頭からの検体も算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(3)A群β溶血連鎖球菌核酸検出

」のA群β溶血連鎖球菌核酸検出は、A群β溶血連鎖球菌感染が疑われる15歳未満の患者を対象として、等温核酸増幅法により測定し、当日中に結果を説明した場合に算定できる。
 なお、本検査と「D012」感染症免疫学的検査「19」のA群β溶連菌迅速試験定性又は「D018」細菌培養同定検査を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(4)「」のHBV核酸定量は、分岐DNAプローブ法、TMA法又はPCR法による。
 また、B型肝炎ウイルス既感染者であって、免疫抑制剤の投与や化学療法を行っている悪性リンパ腫等の患者に対して、B型肝炎の再活性化を考慮し、「」のHBV核酸定量を行った場合は、当該治療中及び治療終了後1年以内に限り、月1回を限度として算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(5)淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出

ア】「」の淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出は、クラミジア・トラコマチス感染症若しくは淋菌感染症が疑われる患者又はクラミジア・トラコマチスと淋菌による重複感染が疑われる患者であって、臨床所見、問診又はその他の検査による病原微生物鑑別が困難なものに対して治療法選択のために実施した場合及びクラミジア・トラコマチスと淋菌の重複感染者に対して治療効果判定に実施した場合に算定できる。
 ただし、「D012」感染症免疫学的検査の、「29」のクラミジア・トラコマチス抗原定性、同区分「39」淋菌抗原定性、「D018」細菌培養同定検査(淋菌及びクラミジアによる感染を疑って実施するもの)、本区分「」のクラミジア・トラコマチス核酸検出又は「」の淋菌核酸検出を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

イ】「」の淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出は、TMA法による同時増幅法並びにHPA法及びDKA法による同時検出法、PCR法による同時増幅法及び核酸ハイブリダイゼーション法による同時検出法、SDA法又はTRC法による。
 淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出は、泌尿器、生殖器又は咽頭からの検体(尿検体を含む。)によるものである。
 なお、TMA法による同時増幅法並びにHPA法及びDKA法による同時検出法、SDA法、PCR法による同時増幅法及び核酸ハイブリダイゼーション法による同時検出法又はTRC法においては咽頭からの検体も算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(6)「」のインフルエンザ核酸検出は、以下のいずれかに該当する患者について、発症12時間以内に実施し、当日中に結果を説明した場合に限り算定する。
 なお、当該検査が必要である理由を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

  • ア】5歳未満の幼児
  • イ】65歳以上の高齢者
  • ウ】妊婦
  • エ】その他重症化リスクのある患者

<R6 保医発0305第4号>

(7)「」のEBウイルス核酸定量は、以下のいずれかに該当する患者に対して、リアルタイムPCR法により実施した場合に算定する。

ア】臓器移植後の患者については、移植後3月以内の場合は1週に1回、移植後1年以内の場合は1月に1回に限り算定する。
 ただし、移植後1年以内にEBウイルス核酸定量の測定を行い、核酸量の高値が認められた患者については、移植後1年以上経過した場合も、3月に1回に限り算定できる。

イ】造血幹細胞移植後の患者であって、HLA型不一致の移植が行われた患者又は移植に伴い抗胸腺細胞グロブリンが投与された患者については、移植後3月以内の場合は1週に1回、移植後1年以内の場合は1月に1回に限り算定する。

ウ】臓器移植後の急性拒絶反応又は造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病に対して抗胸腺細胞グロブリンが投与された患者については、抗胸腺細胞グロブリンの投与開始日から起算して2月以内の場合は1週に1回、6月以内の場合は1月に1回に限り算定する。

エ】移植後リンパ増殖性疾患を疑う患者に対して、当該疾患の診断の補助又は診断された後の経過観察を目的として実施する場合に算定する。
 ただし、経過観察を目的とする場合は、当該疾患と診断された日から起算して1月以内の場合は1週に1回、6月以内の場合は1月に1回に限り算定する。

オ】悪性リンパ腫又は白血病の患者に対して、EBウイルス陽性の確認又は確認された後の経過観察を目的として実施する場合に算定する。
 ただし、経過観察を目的とする場合は、悪性リンパ腫又は白血病と診断された日から1年以内に限り、1月に1回に限り算定する。

カ】再生不良性貧血の患者であって、抗胸腺細胞グロブリンが投与された患者については、抗胸腺細胞グロブリンの投与開始日から起算して2月以内の場合は1週に1回、6月以内の場合は1月に1回に限り算定する。

キ】慢性活動性EBウイルス感染症を疑う患者に対して、当該疾患の診断の補助又は診断された後の経過観察を目的に実施された場合は、1月に1回に限り算定する。

ク】上咽頭癌を疑う患者に対して、当該疾患の診断の補助又は診断された後の治療効果判定を目的として実施した場合に、それぞれ1回に限り算定できる。
 ただし、「D012」感染症免疫学的検査の「11」ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)又は「44」のグロブリンクラス別ウイルス抗体価におけるEBウイルスを対象とした検査を併せて実施した場合には、主たるもののみ算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(8)HCV核酸検出

ア】「」のHCV核酸検出は、PCR法又はTMA法により、C型肝炎の治療方法の選択及び治療経過の観察に用いた場合にのみ算定できる。

イ】治療方法の選択の場合においては、抗体陽性であり、かつ、「15」のHCV核酸定量で検出限界を下回る者について実施した場合に算定できるものとし、治療経過の観察の場合においては、本検査と「15」のHCV核酸定量を併せて実施した場合には、いずれか一方に限り算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(9)HPV核酸検出HPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)

ア】「10」のHPV核酸検出及び「11」のHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)は、予め行われた細胞診の結果、ベセスダ分類上ASC-US(意義不明異型扁平上皮)と判定された患者又は過去に子宮頸部円錐切除若しくはレーザー照射治療を行った患者に対して行った場合に限り算定できる。
 なお、過去に子宮頸部円錐切除又はレーザー照射治療を行った患者以外の患者については、細胞診と同時に実施した場合は算定できない。

イ】「10」のHPV核酸検出と「11」のHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)を併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(10)「12」の腟トリコモナス及びマイコプラズマ・ジェニタリウム核酸同時検出は、以下のいずれかに該当する場合であって、リアルタイムPCR法により測定した場合に算定する。

ア】腟トリコモナス感染症を疑う患者であって、鏡検が陰性又は実施できないもの若しくはマイコプラズマ・ジェニタリウム感染症を疑う患者に対して、治療法の選択を目的として行った場合。

イ】腟トリコモナス感染症又はマイコプラズマ・ジェニタリウム感染症の患者に対して、治療効果判定を目的として実施した場合。

<R6 保医発0305第4号>

(11)「13」の百日咳菌核酸検出は、関連学会が定めるガイドラインの百日咳診断基準における臨床判断例の定義を満たす患者に対して、LAMP法又はPCR法により測定した場合に算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

<一部改正:R6 保医発0531第2号>

(12)「13」の百日咳菌・パラ百日咳菌核酸同時検出は、関連学会が定めるガイドラインの百日咳診断基準における臨床判断例の定義を満たす患者に対して、PCR法により測定した場合に算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(13)肺炎クラミジア核酸検出

ア】「13」の肺炎クラミジア核酸検出は、肺炎クラミジア感染の診断を目的として、LAMP法により実施した場合に算定する。

イ】本検査と「D012」感染症免疫学的検査の「9」クラミドフィラ・ニューモニエIgG抗体、「10」クラミドフィラ・ニューモニエIgA抗体若しくは「29」クラミドフィラ・ニューモニエIgM抗体、本区分の「22ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含まないもの)又は「23ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)を併せて実施した場合は、主たるもののみを算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(14)ヘリコバクター・ピロリ核酸及びクラリスロマイシン耐性遺伝子検出

ア】「13」のヘリコバクター・ピロリ核酸及びクラリスロマイシン耐性遺伝子検出は、ヘリコバクター・ピロリ感染が強く疑われる患者に対し、PCR法により測定した場合に算定できる。

イ】当該検査を含むヘリコバクター・ピロリ感染診断の保険診療上の取扱いについては「ヘリコバクター・ピロリ感染の診断及び治療に関する取扱いについて」(平成12年10月31日保険発第180号)に即して行うこと。

ウ】上部消化管内視鏡検査の廃液を検体として本検査を実施した場合は、「D419」その他の検体採取の「1」胃液・十二指腸液採取(一連につき)は算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

<一部訂正:R6/5/30:事務連絡>

(15)「14」の結核菌群核酸検出は、核酸増幅と液相ハイブリダイゼーション法による検出を組み合わせた方法、LCR法による核酸増幅とEIA法による検出を組み合わせた方法、LAMP法又は核酸増幅とキャピラリ電気泳動分離による検出を組み合わせた方法による。
 なお、結核患者の退院の可否を判断する目的で、患者の病状を踏まえ頻回に行われる場合においても算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(16)抗酸菌核酸同定

ア】「14」の抗酸菌核酸同定は、マイクロプレート・ハイブリダイゼーション法によるものをいう。

イ】当該検査は、結核患者の退院の可否を判断する目的で、患者の病状を踏まえ頻回に行われる場合においても算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(17)HCV核酸定量

ア】「15」のHCV核酸定量は、分岐DNAプローブ法、PCR法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法により、急性C型肝炎の診断、C型肝炎の治療法の選択及び治療経過の観察に用いた場合にのみ算定できる。

イ】治療経過の観察の場合において、「」のHCV核酸検出及び「15」のHCV核酸定量を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(18)マイコバクテリウム・アビウム及びイントラセルラー(MAC)核酸検出

ア】「16」のマイコバクテリウム・アビウム及びイントラセルラー(MAC)核酸検出は、他の検査により結核菌が陰性であることが確認された場合のみに算定できる。

イ】「D021」抗酸菌同定と併せて実施された場合にあっては、主なもののみ算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(19)HBV核酸プレコア変異及びコアプロモーター変異検出

ア】「17」のHBV核酸プレコア変異及びコアプロモーター変異検出は、下記「イ」又は「ウ」に掲げる患者に対し、PCR法により測定した場合に限り算定できる。

イ】B型急性肝炎患者に対しては、劇症肝炎が疑われる場合に限り、患者1人につき1回算定できる。

ウ】B型慢性肝炎患者に対しては、経過観察中にALT異常値などにより肝炎増悪が疑われ、かつ、抗ウイルス薬等のB型肝炎治療薬の投与対象患者の選択のために行われた場合に限り算定できる。
 なお、本検査実施以降は、「D013」肝炎ウイルス関連検査のうちB型肝炎に関する検査(ただし、抗ウイルス薬等のB型肝炎治療薬の治療効果判定に用いる検査を除く。)は、算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

(20)「17」のブドウ球菌メチシリン耐性遺伝子検出は、ED-PCR法又はPCR法により、血液培養により黄色ブドウ球菌が検出された患者又は免疫不全状態であって、MRSA感染症が強く疑われる患者を対象として測定した場合のみ算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(21)SARSコロナウイルス核酸検出

ア】「17」のSARSコロナウイルス核酸検出は、LAMP法により測定した場合に限り算定できる。

イ】本検査は、糞便又は鼻腔咽頭拭い液からの検体により行うものである。

ウ】本検査は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項及び第14条第2項に基づく届出の基準等について」(平成18年3月8日健感発第0308001号)による臨床的特徴、届出基準によりSARS感染症の患者であることが強く疑われる者に対して行った場合に、診断の確定までの間に1回を限度として算定する。
 ただし、発症後10日以内に他疾患であるとの診断がつかない場合は、さらに1回に限り算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(22)HTLV-1核酸検出

17」のHTLV-1核酸検出は、「D012」感染症免疫学的検査の「60」のHTLV-Ⅰ抗体(ウエスタンブロット法及びラインブロット法)によって判定保留となった妊婦、移植者(生体部分肺移植、生体部分肝移植、生体腎移植又は生体部分小腸移植の場合に限る。)又は臓器等提供者(生体部分肺移植、生体部分肝移植、生体腎移植又は生体部分小腸移植の場合に限る。)を対象として測定した場合にのみ算定する。
 本検査を実施した場合は、HTLV-Ⅰ抗体(ウエスタンブロット法及びラインブロット法)の判定保留を確認した年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

<R6 保医発0305第4号>

(23)「17」の単純疱疹ウイルス・水痘帯状疱疹ウイルス核酸定量は、免疫不全状態であって、単純疱疹ウイルス感染症又は水痘帯状疱疹ウイルス感染症が強く疑われる患者を対象としてリアルタイムPCR法により測定した場合に、一連として1回のみ算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(24)「17」のサイトメガロウイルス核酸定量は、以下のいずれかに該当する場合であって、血液を検体としてリアルタイムPCR法によりサイトメガロウイルスDNAを測定した場合に算定する。

ア】臓器移植後若しくは造血幹細胞移植後の患者、HIV感染者又は高度細胞性免疫不全の患者に対して、サイトメガロウイルス感染症の診断又は治療効果判定を目的として行った場合。
 ただし、高度細胞性免疫不全の患者については、本検査が必要であった理由について、診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

イ】症候性先天性サイトメガロウイルス感染症患者に対して、治療効果判定を目的として行った場合。

<R6 保医発0305第4号>

(25)HIV-1核酸定量

ア】「18」のHIV-1核酸定量は、PCR法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法により、HIV感染者の経過観察に用いた場合又は「D012」感染症免疫学的検査の「16」のHIV-1,2抗体定性同半定量HIV-1,2抗原・抗体同時測定定性、「17」HIV-1抗体、「20」のHIV-1,2抗原・抗体同時測定定量、又は「20」のHIV-1,2抗体定量が陽性の場合の確認診断に用いた場合にのみ算定する。

イ】当該検査と「D012」感染症免疫学的検査の「55」HIV-1抗体(ウエスタンブロット法)を併せて実施した場合は、それぞれを算定することができる。

<R6 保医発0305第4号>

(26)SARS-CoV-2核酸検出

ア】「19」のSARS-CoV-2核酸検出は、COVID-19が疑われる患者に対して、COVID-19の診断を目的として実施した場合に1回に限り算定する。
 ただし、本検査の結果が陰性であったものの、COVID-19以外の診断がつかない場合は、さらに1回に限り算定できる。
 この場合において、本検査が必要と判断した医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
 なお、採取した検体を、検体採取を行った保険医療機関以外の施設へ輸送し検査を委託により実施する場合は、国立感染症研究所が作成した「感染性物質の輸送規則に関するガイダンス 2013-2014版」に記載されたカテゴリーBの感染性物質の規定に従うこと。

イ】本検査を実施した場合、本区分の「19SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス核酸同時検出SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出及び「23ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)については、別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

(27)SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出

ア】「19」のSARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出は、COVID-19が疑われる患者に対して、COVID-19の診断を目的として実施した場合に1回に限り算定する。
 ただし、本検査の結果が陰性であったものの、COVID-19以外の診断がつかない場合は、さらに1回に限り算定できる。
 この場合において、本検査が必要と判断した医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
 なお、採取した検体を、検体採取を行った保険医療機関以外の施設へ輸送し検査を委託により実施する場合は、国立感染症研究所が作成した「感染性物質の輸送規則に関するガイダンス 2013-2014版」に記載されたカテゴリーBの感染性物質の規定に従うこと。

イ】本検査を実施した場合、「D012」感染症免疫学的検査の「22」インフルエンザウイルス抗原定性、本区分の「インフルエンザ核酸検出、「19SARS-CoV-2核酸検出SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出及び「23ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)については、別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

(28)SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出

ア】「19」のSARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出は、COVID-19が疑われる患者に対して、COVID-19の診断を目的として実施した場合に1回に限り算定する。
 ただし、本検査の結果が陰性であったものの、COVID-19以外の診断がつかない場合は、さらに1回に限り算定できる。
 この場合において、本検査が必要と判断した医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
 なお、採取した検体を、検体採取を行った保険医療機関以外の施設へ輸送し検査を委託により実施する場合は、国立感染症研究所が作成した「感染性物質の輸送規則に関するガイダンス 2013-2014版」に記載されたカテゴリーBの感染性物質の規定に従うこと。

イ】本検査を実施した場合、「D012」感染症免疫学的検査の「24」RSウイルス抗原定性、本区分の「19SARS-CoV-2核酸検出SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出及び「2223ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)については、別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

<一部訂正 R6/3/29>

(29)SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出

ア】「19」のSARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出は、COVID-19が疑われる患者に対して、COVID-19の診断を目的として実施した場合に1回に限り算定する。
 ただし、本検査の結果が陰性であったものの、COVID-19以外の診断がつかない場合は、さらに1回に限り算定できる。
 この場合において、本検査が必要と判断した医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
 なお、採取した検体を、検体採取を行った保険医療機関以外の施設へ輸送し検査を委託により実施する場合は、国立感染症研究所が作成した「感染性物質の輸送規則に関するガイダンス 2013-2014版」に記載されたカテゴリーBの感染性物質の規定に従うこと。

イ】本検査を実施した場合、「D012」感染症免疫学的検査の「22」インフルエンザウイルス抗原定性、「24」RSウイルス抗原定性、本区分の「インフルエンザ核酸検出、「19SARS-CoV-2核酸検出SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出及び「2223ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)については、別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

<一部訂正 R6/3/29>

(30)サイトメガロウイルス核酸検出

ア】「20」のサイトメガロウイルス核酸検出は、先天性サイトメガロウイルス感染の診断を目的として、尿を検体として等温核酸増幅法により測定した場合に、1回に限り算定できる。

イ】先天性サイトメガロウイルス感染の診断を目的として、「20」のサイトメガロウイルス核酸検出と「D012」感染症免疫学的検査の「11」ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)又は「44」グロブリンクラス別ウイルス抗体価におけるサイトメガロウイルスを対象とした検査を併せて実施した場合には、主たるもののみ算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(31)結核菌群リファンピシン耐性遺伝子検出
結核菌群ピラジナミド耐性遺伝子検出
結核菌群イソニアジド耐性遺伝子検出

ア】「21」の結核菌群リファンピシン耐性遺伝子検出結核菌群ピラジナミド耐性遺伝子検出及び結核菌群イソニアジド耐性遺伝子検出は、同時に結核菌を検出した場合に限り算定する。

イ】「21」の結核菌群リファンピシン耐性遺伝子検出結核菌群ピラジナミド耐性遺伝子検出及び結核菌群イソニアジド耐性遺伝子検出と「14」の結核菌群核酸検出を併用した場合は、主たるもののみ算定する。

ウ】当該検査は、薬剤耐性結核菌感染が疑われる患者を対象として測定した場合のみ算定できる。

<R6 保医発0305第4号>

(32)ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含まないもの)

ア】「22」のウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含まないもの)は、重症呼吸器感染症と診断された又は疑われる場合に、病原微生物の検索を目的として、マイクロアレイ法(定性)により、鼻腔咽頭拭い液中のインフルエンザウイルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、ヒトライノウイルス、エンテロウイルス、マイコプラズマ・ニューモニエ、クラミジア・ニューモニエ及び百日咳菌の核酸検出を同時に行った場合に、一連の治療につき1回に限り算定する。
 なお、検査を実施した年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

イ】本検査は、以下のいずれかに該当する場合に算定できる。

ウ】一連の治療期間において別に実施した以下の検査については別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

<一部訂正:R6/5/1:事務連絡>

(33)結核菌群リファンピシン耐性遺伝子及びイソニアジド耐性遺伝子同時検出

ア】「22」の結核菌群リファンピシン耐性遺伝子及びイソニアジド耐性遺伝子同時検出は、塗抹検査又はその他の検査所見で結核菌感染の診断が確定した患者を対象として、薬剤耐性結核菌感染を疑う場合に算定する。

イ】本検査と本区分「21」の結核菌群リファンピシン耐性遺伝子検出及び結核菌群イソニアジド耐性遺伝子検出を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

<R6 保医発0305第4号>

(34)ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)

ア】「23」のウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含む。)は、COVID-19が疑われる患者であって、医学的に多項目の病原微生物の検索の必要性が高いと考えられる患者に対し、マイクロアレイ法(定性)により、鼻咽頭拭い液中のインフルエンザウイルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、ヒトライノウイルス/エンテロウイルス、マイコプラズマ・ニューモニエ、クラミジア・ニューモニエ、百日咳菌、パラ百日咳菌及びSARS-CoV-2の核酸検出を同時に行った場合、一連の治療につき1回に限り算定する。
 この場合において、本検査が必要と判断した医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

イ】採取した検体を、検体採取を行った保険医療機関以外の施設へ輸送し検査を委託により実施する場合は、国立感染症研究所が作成した「感染性物質の輸送規則に関するガイダンス 2013-2014版」に記載されたカテゴリーBの感染性物質の規定に従うこと

ウ】本検査を実施した場合、「D012」感染症免疫学的検査の「28」SARS-CoV-2抗原定性、「50」SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出定性、「59」SARS-CoV-2・RSウイルス抗原同時検出定性、「59」SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス・RSウイルス抗原同時検出定性、「61」SARS-CoV-2抗原定量、本区分の「19SARS-CoV-2核酸検出SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出、「22ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2核酸検出を含まないもの)及び(32)の「ウ」に規定する検査については、別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

(35)細菌核酸・薬剤耐性遺伝子同時検出

ア】「24」の細菌核酸・薬剤耐性遺伝子同時検出は、敗血症が疑われる患者に対して、細菌核酸及び関連する薬剤耐性遺伝子(計15項目以上)をマイクロアレイ法により同時測定した場合に、当該疾患に対する一連の治療につき1回に限り算定できる。
 なお、本検査を行う場合には、関連学会が定める実施指針を遵守すること。

イ】本検査と本区分の「17ブドウ球菌メチシリン耐性遺伝子検出、「D023-2」その他の微生物学的検査の「1」黄色ブドウ球菌ペニシリン結合蛋白2’(PBP2’)定性又は「4」黄色ブドウ球菌ペニシリン結合蛋白2’(PBP2’)」定性(イムノクロマト法によるもの)を併せて実施した場合には、主たるもののみ算定する。

ウ】本検査を実施した場合には、関連学会が定める敗血症診断基準に基づいて、敗血症を疑う根拠を診療録及び診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

<R6 保医発0305第4号>

(36)ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(髄液)

ア】「24」のウイルス・細菌核酸多項目同時検出(髄液)は、関連学会が定めるガイドラインに基づき、問診、身体所見又は他の検査所見から髄膜炎又は脳炎が強く疑われる患者に対して、脳脊髄液中の病原体の核酸検出を目的として、マイクロアレイ法(定性)により、大腸菌、インフルエンザ菌、リステリア菌、髄膜炎菌、B群溶連菌、肺炎球菌、サイトメガロウイルス、ヒトヘルペスウイルス、ヒトパレコウイルス、エンテロウイルス、単純疱疹ウイルス・水痘帯状疱疹ウイルス及びクリプトコックスの核酸検出を同時に行った場合に、一連の治療につき1回に限り算定する。
 なお、髄膜炎又は脳炎を疑う臨床症状又は検査所見及び医学的な必要性を診療報酬明細書の摘要欄に詳細に記載すること。

イ】一連の治療期間において別に実施した以下の検査については別に算定できない。

<R6 保医発0305第4号>

(37)HPVジェノタイプ判定

ア】「25」のHPVジェノタイプ判定は、あらかじめ行われた組織診断の結果、CIN1又はCIN2と判定された患者に対し、治療方針の決定を目的として、ハイリスク型HPVのそれぞれの有無を確認した場合に算定する。

イ】当該検査は、「10」のHPV核酸検出及び「11」のHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)の施設基準を届け出ている保険医療機関のみ算定できる。

ウ】当該検査を算定するに当たっては、あらかじめ行われた組織診断の実施日及び組織診断の結果、CIN1又はCIN2のいずれに該当するかを診療報酬明細書の摘要欄に記載する。

エ】同一の患者について、当該検査を2回目以降行う場合は、当該検査の前回実施日を上記に併せて記載する。

<R6 保医発0305第4号>

(38)「26」のHIVジェノタイプ薬剤耐性は、抗HIV治療の選択及び再選択の目的で行った場合に、3月に1回を限度として算定できる。

<R6 保医発0305第4号>



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