<告示>
C102 在宅自己腹膜灌流指導管理料
4,000点
注1 在宅自己連続携行式腹膜灌流を行っている入院中の患者以外の患者に対して、在宅自己連続携行式腹膜灌流に関する指導管理を行った場合に算定するものとし、頻回に指導管理を行う必要がある場合は、同一月内の2回目以降1回につき2,000点を月2回に限り算定する。
注2 当該指導管理を算定する同一月内に区分番号「J038」に掲げる人工腎臓又は「J042」に規定する腹膜灌流の「1」を算定する場合は、「注1」に規定する2回目以降の費用は、算定しない。
注3 「注1」に規定する患者であって継続的に遠隔モニタリングを実施したものに対して当該指導管理を行った場合は、遠隔モニタリング加算として、月1回に限り115点を所定点数に加算する。
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<通知>
C102 在宅自己腹膜灌流指導管理料
(1)「注1」の「頻回に指導管理を行う必要がある場合」とは、次のような患者について指導管理を行う場合をいう。
- ア】在宅自己連続携行式腹膜灌流の導入期にあるもの
- イ】糖尿病で血糖コントロールが困難であるもの
- ウ】腹膜炎の疑い、トンネル感染及び出口感染のあるもの
- エ】腹膜の透析効率及び除水効率が著しく低下しているもの
- オ】その他医師が特に必要と認めるもの
<R6 保医発0305第4号>
(2)1か月に2回以上在宅自己腹膜灌流指導管理料を算定した場合は、診療報酬明細書の摘要欄に(1)の「ア」から「オ」までの中から該当するものを明記する。
<R6 保医発0305第4号>
(3)在宅自己腹膜灌流指導管理料を算定している患者(入院中の患者を除く。)は週1回を限度として、「J038」人工腎臓又は「J042」腹膜灌流の「1」の連続携行式腹膜灌のいずれか一方を算定できる。
なお、当該管理料を算定している患者に対して、他の医療機関において連続携行式腹膜灌流を行っても、当該所定点数は算定できない。
また、当該管理料を算定している患者に対して、他の保険医療機関において人工腎臓を行った場合は、診療報酬明細書の摘要欄に「J038」人工腎臓を算定している他の保険医療機関名及び他の保険医療機関での実施の必要性を記載すること。
<R6 保医発0305第4号>
(4)遠隔モニタリング加算は、以下の全てを実施する場合に算定する。
- ア】注液量、排液量、除水量、体重、血圧、体温等の状態について継続的なモニタリングを行うこと。
- イ】モニタリングの状況に応じて、適宜患者に来院を促す等の対応を行うこと。
- ウ】当該加算を算定する月にあっては、モニタリングにより得られた所見等及び行った指導管理の内容を診療録に記載すること。
- エ】モニタリングの実施に当たっては、厚生労働省の定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等に対応すること。
<R6 保医発0305第4号>