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<告示>

第5部 投薬

通則1 投薬の費用は、第1節から第3節までの各区分の所定点数を合算した点数により算定する。
 ただし、処方箋を交付した場合は、第5節の所定点数のみにより算定する。

通則2 投薬に当たって、別に厚生労働大臣が定める保険医療材料(以下この部において「特定保険医療材料」という。)を支給した場合は、前号により算定した点数及び第4節の所定点数により算定する。

通則3 薬剤師が常時勤務する保険医療機関において投薬を行った場合(処方箋を交付した場合を除く。)は、前2号により算定した点数及び第6節の所定点数を合算した点数により算定する。

通則4 入院中の患者以外の患者に対して、うがい薬のみを投薬した場合には、区分番号「F000」に掲げる調剤料、区分番号「F100」に掲げる処方料、区分番号「F200」に掲げる薬剤、区分番号「F400」に掲げる処方箋料及び区分番号「F500」に掲げる調剤技術基本料は、算定しない。

通則5 入院中の患者以外の患者に対して、1処方につき63枚を超えて貼付剤を投薬した場合は、区分番号「F000」に掲げる調剤料、区分番号「F100」に掲げる処方料、区分番号「F200」に掲げる薬剤(当該超過分に係る薬剤料に限る。)、区分番号「F400」に掲げる処方箋料及び区分番号「F500」に掲げる調剤技術基本料は、算定しない。
 ただし、医師が疾患の特性等により必要性があると判断し、やむを得ず63枚を超えて投薬する場合には、その理由を処方箋及び診療報酬明細書に記載することで算定可能とする。



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<通知>

第5部 投薬<通則>

1 投薬の費用は、第1節調剤料、第2節処方料、第3節薬剤料、第4節特定保険医療材料料及び第6節調剤技術基本料に掲げる所定点数を合算した点数で算定する。
 ただし、処方箋を交付した場合は第5節処方箋料に掲げる所定点数のみを算定する。
 なお、使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている臨床試用医薬品を使用した場合は、薬剤料は算定せず、調剤料、処方料、特定保険医療材料料、調剤技術基本料のみを算定する。

<R6 保医発0305第4号>

2 別に規定する場合を除き、入院実日数を超えて投薬を算定することができる。
 退院時の投薬については、服用の日の如何にかかわらず入院患者に対する投薬として扱う。

<R6 保医発0305第4号>

3 投薬時において薬剤の容器を交付する場合は、その実費を徴収できる。

<R6 保医発0305第4号>

4 患者に直接投薬する目的で製品化されている薬剤入りチューブ及び薬剤入り使い捨て容器のように再使用できない薬剤の容器については、患者に容器代金を負担させることは認められない。

<R6 保医発0305第4号>

5 保険医療機関が患者に喘息治療剤の施用のため小型吸入器及び鼻腔・口腔内治療剤の施用のため噴霧・吸入用器具(散粉器)を交付した場合は、患者にその実費負担を求めることができるが、患者が当該吸入器を返還した場合には当該実費を返還しなければならない。

<R6 保医発0305第4号>

6 入院中の患者に月をまたがって投与した薬剤は、投薬の日の属する月により区分する。

<R6 保医発0305第4号>

7 外来において数日分投与しその薬剤を入院後も服用する場合、この入院後服用の分の請求区分は服用の日の如何にかかわらず、外来投与として扱う。

<R6 保医発0305第4号>

8 被保険者が保険医より薬品の授与を受け、持ち帰りの途中又は自宅において薬品を紛失したために(天災地変の他やむを得ない場合を除く。)保険医が再交付した場合は、その薬剤の費用は、被保険者の負担とする。

<R6 保医発0305第4号>

9 「通則4」については、うがい薬のみの投薬が治療を目的としないものである場合には算定しないことを明らかにしたものであり、治療を目的とする場合にあっては、この限りでない。
 なお、うがい薬とは、薬効分類上の含嗽剤をいう。

<R6 保医発0305第4号>

10 「通則5」の貼付剤とは、鎮痛・消炎に係る効能・効果を有する貼付剤(麻薬若しくは向精神薬であるもの又は専ら皮膚疾患に用いるものを除く。)をいう。
 ただし、各種がんにおける鎮痛の目的で用いる場合はこの限りでない。

<R6 保医発0305第4号>

11 入院中の患者以外の患者に対して、血行促進・皮膚保湿剤(ヘパリンナトリウム又はヘパリン類似物質に限る。)を処方された場合で、疾病の治療を目的としたものであり、かつ、医師が当該保湿剤の使用が有効であると判断した場合を除き、これを算定しない。

<R6 保医発0305第4号>



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