<告示>
一の六 精神科デイ・ナイト・ケアの施設基準
(1)当該保険医療機関内に必要な従事者が適切に配置されていること。
(2)患者数は、必要な従事者の数に対して適切なものであること。
(3)当該精神科デイ・ナイト・ケアを行うにつき十分な専用施設を有していること。
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<通知>
第54 精神科デイ・ナイト・ケア
1 精神科デイ・ナイト・ケアに関する施設基準
(1)精神科デイ・ナイト・ケアを実施するに当たっては、その従事者及び1日当たり患者数の限度が次のいずれかであること。
ただし、専従者については、精神科デイ・ナイト・ケアを実施しない時間帯において、精神科作業療法、精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア及び重度認知症患者デイ・ケア(以下この項において「精神科作業療法等」という。)に従事することは差し支えない。
また、精神科デイ・ナイト・ケアと精神科作業療法等の実施日・時間が異なる場合にあっては、精神科作業療法等の専従者として届け出ることは可能である。
ア】精神科医師及び専従する2人の従事者(作業療法士又は精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア若しくは精神科デイ・ナイト・ケアの経験を有する看護師のいずれか1人及び看護師、精神保健福祉士、公認心理師又は栄養士のいずれか1人)の3人で構成する場合にあっては、患者数が当該従事者3人に対して1日30人を限度とすること。
イ】精神科医師及び専従する3人の従事者(作業療法士又は精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア若しくは精神科デイ・ナイト・ケアの経験を有する看護師のいずれか1人、看護師又は准看護師のいずれか1人及び精神保健福祉士、公認心理師又は栄養士のいずれか1人)の4人で構成する場合にあっては、患者数が当該従事者4人に対して1日50人を限度とすること。
ウ】「イ」に規定する4人に、「イ」に規定する精神科医師以外の従事者2人を加えて、6人で従事者を構成する場合にあっては、患者数が当該従事者6人に対して1日70人を限度とすること。
ただし、「イ」においていずれか1人と規定されている従事者の区分ごとに同一区分の従事者が2人を超えないこと。
なお、看護師又は准看護師の代わりに、1名に限り、看護補助者をもって充てることができる。
<R6 保医発0305第6号>
(2)精神科デイ・ナイト・ケアを行うにふさわしい専用の施設又は精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア若しくは精神科デイ・ナイト・ケアと兼用の施設を有しているものであり、当該施設の広さは、内法による測定で40m2以上とし、かつ、患者1人当たりの面積は、内法による測定で3.3m2を標準とすること。
なお、当該施設には調理設備を有することが望ましい。
<R6 保医発0305第6号>
(3)平成26年3月31日において、現に精神科デイ・ケアの届出を行っている保険医療機関については、当該専用の施設の増築又は全面的な改築を行うまでの間は、(2)の内法の規定を満たしているものとする。
<R6 保医発0305第6号>
2 届出に関する事項
(1)精神科デイ・ナイト・ケアの施設基準に係る届出については、別添2の様式46を用いること。
<R6 保医発0305第6号>
(2)当該ケアの従事者の氏名、勤務の態様(常勤・非常勤、専従・非専従、専任・非専任の別)及び勤務時間を別添2の様式4を用いて提出すること。
なお、精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア又は精神科デイ・ナイト・ケアの経験を有する看護師については、その旨を備考欄に記載すること。
<R6 保医発0305第6号>
(3)当該治療が行われる専用の施設の配置図及び平面図を添付すること。
<R6 保医発0305第6号>